腐食がなく、高強度低重量で建物及び構築物の寿命の延長と品質と生産性の向上が可能なガラス(炭素)繊維素材の成形技術とエンジニアリング技術の組み合わせで生産されている次世代の建築材料
ガラス繊維補強筋の
GFRP(Glass Fiber Reinforced Polymer)補強筋は、Steelで製造された鉄筋に比べて強度(3倍)、低重量(1/9)、耐腐食性、低メンテナンスコスト、ライフサイクル(80年以上)のコスト削減などのメリットを持っており。コンクリート構造物の老朽化防止、寿命の延長などが可能となり、2000年代から先進国で土木、建築、橋梁、トンネル、道路、鉄道、風力や海洋構造物工事などで活発に使われている新素材製品です。
ガラス繊維補強筋(GFRP Rebarと金属(Fe)鉄筋との比較)
金属鉄(Fe素材)D13mm | ガラス繊維補強筋(GFRP Rebar)D10mm |
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錆や腐食が発生して塩分の影響を受けやすい | 耐食性、耐薬品性に優れ |
引張強度が低い | 引張強度が鉄の約3倍以上の強さ |
単位当たりの重量が重(995g / m) | 重量が軽(150g / m、鉄の約15%) |
建設費高(トレーラー輸送など) | 建築コストの削減(11tトラック輸送、作業能率の向上) |
鉄筋価格の変動と上昇可能 | 鉄筋比25%以上の価格安(鉄筋相場基づい流動) |
熱伝導体新築と膨張(熱伝導率46W / m℃) 建物火災時の二階に熱伝達の損傷をズーム | 熱伝導性がない不導体(熱伝導率0.35W / m℃) 断熱特性に熱の伝達がない安全 |
振動を伝達して、地震に弱い | 衝撃吸収に地震に強く、層間騒音低減 |
ガラス繊維補強筋GFRP G-Barの生産ライン
G-Barの生産ライン
G-Bar製品の特徴
G-BarのMechanical Properties(力学的特性)
区分 | 単位 | G10 | G13 | G16 |
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複合材料 | ガラス長繊維+不飽和ポリエステル樹脂 | |||
引張強さ | MPa | 800〜1,300 | ||
引張剛性 | GPa | 49 | 50 | 49 |
引張最大荷重 | kN | 88 | 151 | 245 |
曲げ強度 | MPa | 912 | 791 | 645 |
曲げ剛性 | GPa | 41 | 44 | 29 |
重量 | g / m | 150 | 250 | 400 |
熱膨張係数 | xE-6 /℃ | 6.95 | ||
繊維体積率 | % | 60.7 | ||
気孔率 | % | 0.8 | ||
繊維密度 | g /cm³ | 2.54 | ||
樹脂密度 | g /cm³ | 1.2 | ||
曲げ最大荷重 | N | 871.2 | 2481 | 4176.2 |
※力学的特性は、材料(ガラス繊維、炭素繊維など)と規格(G10、G13、G16など)に応じて使い分けがされます。
新素材コンクリート試験REPORT
引張強度試験(ASTM)
曲げ強度試験(KS F 3113)
付着強度試験(ASTM)
CFRPとGFRP製品の構造および構造物に適用産業分野
建築基礎工事
鉄道公社
海洋消波ブロック
陸上と海上橋
海洋構造物
洋上風力
陸上風力
太陽光発電構造